2016年12月13日

二元代表制度下における小牧市政と犬山市政比較

12月定例会の日程
小牧市議会:12月1日(木)〜12月21日(水)
犬山市議会:12月1日(木)〜12月21日(水)

日程のうち一般質問の予定
小牧市議会:12月9日(金)・12日(月)・13日(火)の3日間
※一般質問は12日で終了し、予定していた3日目の13日(火)は休会となりました。
犬山市議会:予定通り12月6日(火)〜9日(金)の4日間実施しました。

一般質問をした議員数
小牧市議会:24名中14名(58.3%)
犬山市議会:20名中18名(90.0%)

一般質問のスケジュル表
小牧市議会:なし
犬山市議会:あり(10時・11時・13時・14時・休憩・15時15分の5議員が質問)
※犬山市議会では傍聴したい議員の一般質問は、スケジュール表と併せれば、ピンポイントで傍聴することができます。

一般質問の方法
小牧市議会:一問一答方式
※一問一答方式と称していますが、1つの質問項目が全て終わった後に順次理事者からの答弁があります。従って、1つの質問項目に10分間要すれば、10分前の質問内容から順次理事者側の答弁があり、本来の一問一答方式ではありません。
犬山市議会:本来の一問一答方式
img437.jpg

※例えば、久世議員は4項目について質問しましたが、第1項目の「@監査意見書の多すぎる訂正箇所が判明した経緯は」と質問した直後に、理事者側の答弁があり、再質問・再々質問を行い、@終了後に、「A今まではなかったのか」の質問をします。また、スケジュール表と併せれば、12月8日の午後1時から質問するこを把握できます。

一般質問に関する理事者側との打ち合わせ
小牧市議会:1回目の質問に対する答弁だけでなく、再質問、再々質問に対する答弁も事前に質問者に知らされています。(まさに学芸会ですね。)
犬山市議会:事前打ち合わせは、1回目の質問に対する答弁だけで、再質問・再々質問については、「ぶっっけ本番」です

12月議会に上程された議案に対する質疑の日程
小牧市議会:特に日程なし
※小牧市議会の場合は、一般質問終了後に議案質疑が行われますが、通常30分程度で終了いたします。今回は一般質問が2日目の12日(月)の昼過ぎには終わりましたので、その後、議案質疑が行われていますが、おそらく30分程度で終了しているハズです(未確認)。したがって一般質問3日目の13日(火)は休会となりました。
犬山市議会:12日(月)・13日(火)の2日間、議案質疑の日程が組まれていましたが、今回は12日(月)の1日だけで終了し、珍しく3日は休会となりました。通常は議案質に2日間を要しています。

全員協議会、議会運営委員会の公開・非公開
小牧市議会:非公開
犬山市議会:公開(ユーストリームでネットライブ中継)

(会派)代表者会議
小牧市:非公開で実施(市長室に各派代表者集まり実施されています。無会派の船引議員は、発言できないオブザーバーとしての参加です。)
犬山市議会:代表者会議はありません。

議員後援会のバス旅行
小牧市議会:あり
※全ての小牧市議が後援会のバス旅行を行っている訳ではありませんが、1月には、伊勢神宮参拝をする実施する議員(特に牧政会議員)があり、山下智也県議がフェースブックで「今日は、○○議員の後援会バス旅行。養老サービスエリアでお見送りさせていただきました」と報告されます。山下県議には度々「フェイスブックで県政情報を発信して欲しい」と依頼しているのですが、「行動報告」ばかりで、不満です。
犬山市議会:なし(議員間の申し合わせにより実施しないと伺っています)

市長の予定表
小牧市:なし
※「山下市長の部屋」には予定表はありません。平成23年2月に就任以降、「市長の動き」が月ごとに継続して掲載されています。各種会議で挨拶している様子の写真を掲載し自己PRをしています・・・。
犬山市:あり(外部リンク)
「犬山市長 山田拓郎の予定」

市長日記による市政情報の発信
小牧市:なし
犬山市:あり(外部リンク) 
例えば、12月8日午後10時16分更新の「市長日記」は、次の通りです。
本日も市議会一般質問でした。4人の議員から質問を受けました。各議員の質問の一部をピックアップして紹介させていただきます。
@水野議員
 地球温暖化防止対策の推進として、環境省の「エネルギー対策特別会計補助委託事業」を活用した事業展開をすべきとのご指摘。省エネ設備等の導入に対して支援が講じられる「カーボンマネージメント強化事業」の活用に向け、すでに作業を進めています。
A上村議員
 災害が起きた時の災害廃棄物にどのように対処するかを定める「災害廃棄物処理計画」を策定し、備えるべきとのご指摘。平成29年度内の策定を予定しています。
B久世議員
 監査意見書の数字に誤りがあったことについて、監査事務局職員は頑張っているが、専門性や重要性の高い監査事務を、不慣れな職員に過大に責任を負わせ、深刻な間違いが起きる状況にさせている。職員がかわいそうで、この市長のために頑張ろうという気持ちに職員がなっておらず、全体の士気も低下しており、市長には優しさが全く感じられず、これらすべては市長の責任だとのご指摘。答弁ではありませんが、こうしたご指摘について、胸に手を当ててよく考えてみたいと思います。

C矢幡議員
災害等で消防団員が出動した際の出動手当について、現状は災害対応に何時間かかっても一律2,000円の支給ですが、長時間となった場合の手当を考えるべきとのご指摘。災害対応で一定の時間を経過した場合の出動手当について、来年度から手当を増額する方針で、来年の3月議会に条例改正案を上程させていただきます。
(以上)

市長交際費
小牧市:非公表
犬山市:公表
「平成28年 市長交際費の執行状況」


★こまき無答塾管理者のコメント
1.山下市長は、「市長の部屋」に、「市長の動き」ではなく、「市長日記」を設け、市政情報を市民に発信すべきである。

2.山下市長は、「市長の部屋」に、「市長の予定表」「市長交際費」を掲載すべきである。

3.山下市長、各派代表者は、密室で行われる「代表者会議」を廃止すべきである。

4.山下市長、小牧市議会議員は、「全員協議会」を公開すべきである。

5.小牧市議会議員は、「議会運営委員会」を公開すべきである
(以上)

 特に先ず、「全員協議会」をお公開することです。それなくして、小牧市議会の議会改革は、絶対にあり得ません。
posted by お好みシェフ at 23:17| Comment(0) | 議会改革 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月10日

小牧市議会の議会改革度2015ランキング(その2)

(昨日の続き)

総合順位・個別順位の前年比較
 小牧市議会の議会改革度2015ランキングの総合順位は、昨日報告いたしました通り、マニフェスト研究所のアンケート調査に応じて回答した全国1,460議会のうち、289位でした。
 
 議会改革度2015ランキングの総合順位は、情報共有「住民参加」「議会機能強化」3つの個別得点の「積」で求められます。
 小牧市議会の場合、2015年の個別得点は次の通りでした。
298(情報共有)
344(住民参加)
409(議会機能強化)
 したがって、総合得点は、299×344×40920,921


 ところが、議会改革度2014ランキングの総合順位は、情報公開「住民参加」「議会機能強化」3つの個別得点の「積」で決められており、2015年より、「情報公開」「情報共有」変更されました。


議会改革度2015の視点と特徴
 早大マニフェスト研究所のホームページには、「議会改革度2015の視点と特徴」として次のように記述しています。
 
img039.jpg

 ホームページでは、2006年に北海道夕張郡栗山町議会で、全国初の議会基本条例が制定されてから10年目を迎える節目の年である等に際し、「議会改革度2015の視点と特徴」として、次のように記述しています。
(ホームページ引用)
「議会改革の第2ステージ」と捉え、「議会のための議会改革(自己満足型議会改革)」ではなく「地域課題を解決する議会(住民の役に立つ議会活動)」に取り組む議会が増えることを目指します。
 本調査では、調査項目に下記の視点を追加し、配点を大きく見直しました。また、分析観点の「情報公開」は、今回より「情報共有」に変更しました。
(以上)

 2014年、総合順位が全国で31位であった犬山市議会が、2015年は96位になったこと、同43位であった岩倉市議会が74位になったことは、配点の大きな見直しなどの影響かもしれませんね。

小牧市議会への期待・要望
情報共有について
(1)本会議はケーブルテレビ及びインターネットで、常任委員会はインターネットでライブ中継されますが、それを見逃すと、録画中継がアップされるまでに日数がかかります。短期間(数日後)に録画中継が掲載されることを期待・要望いたします。

(2)現在、非公開である議会運営委員会、全員協議会が公開されることを期待・要望いたします。

(3)「市議会への声」について、提出された意見の概要と、市議会の回答の概要を定期的に公表されることを期待・要望いたします。

(4)年4回発行の議会だよりだけでなく、必要に応じ、「広報こまき」への掘り込み資料の発行を期待・要望いたします。


市民参加について
(1)現在実施している「議会報告会と市民の意見を聴く会」については、全面的な見直しをすることを期待・要望いたします。

(2)本会議における提出議案の説明時には、傍聴者に関連資料を積極的に貸し出すことを期待・要望いたします。

(3)テーマを定めた市民との意見交換会(例:議会基本条例制定に際し実施した意見交換会)を、積極的に実施することを期待・要望いたします。

(4)傍聴規則の改定と、傍聴者へ配布する注意書きの変更を期待・要望いたします。

議会機能強化について
(1)昨年9月に制定した議会基本条例の順守と見直しを期待・要望いたします。

(2)委員会において、活発な自由討議が行われることを期待・要望いたします。

(3)二元代表制度下における重要な議会の役割を認識し、是々非々の立場で活動されることを期待・要望いたします。


 
posted by お好みシェフ at 18:27| Comment(0) | 議会改革 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月24日

「広報こまき」8月15日号に掲載した議会の判断は正しかったのか?

 「広報こまき」8月15日号の25ページのお知らせ欄に小牧市議会基本条例に係るパブリックコメント実施結果という記事が掲載されました。 
img617.jpg
 
 赤い枠は私が付けたものですが、記事は25ページの10分の1にも満たない小さなスペースでありますので、その部分だけを拡大してみました。
img618.jpg
 その記事には、募集結果として、意見提出者1人、意見数2件と書いてありますが、肝心の2件の「意見」と、その意見に対する「小牧市議会としての考え方」は記載されておりません。
 山下市長になってから、「広報こまき」におけるパブリックコメントに係るスペースが中野前市長に比べ小さくなっていますが、今回もそのことを象徴するような扱い方であったということです。

 「広報こまき」に、このような形でパブリックコメント実施結果を掲載したことを分かりやすく言えば、「2件の意見と、それに対する小牧市議会の考え方が知りたい市民は、閲覧場所に行くかホームページを見ろ」ということであります。
 小牧市民が市政情報を把握する手段は、ホームページより広報の方が圧倒的に高いのですが・・・

 8月17日に市議会のホームページに掲載されたパブリックコメント実施結果に掲載された「6 提出された意見と市議会の考え方」は次の通りです。
※8月15日・16日が土日であったため、17日(月)に掲載されました。
img619.jpg


 実は、上記の意見に対する市議会の考え方については、約40日前の7月7日に開催された小牧市議会の議会改革委員会で検討された結果に決定した内容そのままであります。
 私は、そのことを7月7日のブログ(タイトル:「議会改革委員会を傍聴しました」)で報告いたしました。

 その日のブログの文末に「★一言」として、私は次のように記述いたしました。 
 ご覧いただいたように、パブリックコメントに対する小牧市議会としての考え方が市民に公表されるのは、「広報こまき」8月15日号及びその時期のホームページになります。
 本日決定されたことが市民に知らされるのは1ケ月余り後(38日〜39日後)ということであります。

 「広報こまき」8月15日号の原稿締切が7月13日であり、それを考慮したスケジュールでありますが、広報の本文ではなく、広報に挟み込む形(従来もいろいろの資料が挟み込まれますが)にすれば8月1日号でも十分間に合うと思います。
 議会だよりの発行は、2月・5月・9月8月・11月(それぞれ1日付け)の年4回です。それに比べ広報は月2回(年12回)の発行でありますので、従来から私は広報の配布に合わせ、議会の告知資料を挟み込む形をとれば、タイミングの良い告知が出来のに・・・と思っていました。
 今後改善されることを期待いたします。
(以上)

 「広報こまき」8月15日号で、小牧市議会基本条例に係るパブリックコメント実施結果がこのような形で掲載されることについて、議会改革委委員長の成田隆三議員をはじめ議員が承知していたのかどうか分かりませんが、このような形での掲載を承知していたとすれば、「議会の判断ミスである!」と私は判断いたします。

 小牧市議会基本条例は、多分9月議会最終日の9月10日に上程され可決成立するものと思いますが、議会改革の3つのキーワードは、「議会情報の徹底した公開」「議会への市民参加の促進」「議会機能の強化」であります。
 いずれのキーワードに照らしても、7月7日に決定していた事柄を、「広報こまき」8月15日号で、不十分の形で掲載したということは、明らかに議会改革に逆行する事柄であります

★再び一言
 小牧市議会では、3年ほど前から、議会報告会と市民の意見を聴く会および議員研修会が開催されていますし、今年度は市民との意見交換会が開催されました。
 しかしながら、これらに関する告知は「広報こまき」に依存することが多いですし、これらに係る予算はありません

 予算がないということは、例えば、議員研修会の講師の謝礼や弁当代も、議会報告会と市民の意見を聴く会に係る費用も、全議員の政務活動費(年間30万円)から少しずつ負担合って賄うということであります
 平成28年度からは、これらに係る経費を政務活動費とは別に予算化することを期待いたします。(予算化することに何か問題があるかも知れませんが・・・)

 そして、今後ますます、議会として市民に広報する機会が増えると判断いたしますので、タイミングの良い広報をするために、月2回発行される広報に「議会からのお知らせ」というタイトルのA4サイズ1枚を挟み込むこと、およびその予算化を期待します。

(もう一言)
 本日(8月24日)、小牧市議会の9月議会が開会いたしました。開会式の挨拶で山下市長は、昨日、小牧市民会館で開催されたNHKのど自慢を取上げ、20名の出場枠に対する応募者数を挙げ、「この応募者数は、全国的に見てもトップレベルでした」と、自慢いたしました。
 山下市長の挨拶は、のど自慢に関する自慢話だけで終わり、開会式の挨拶としては情けないものでしたが、私から山下市長の好きな「全国トップレベル」という言葉を使ってお返しを・・・。
 
 「山下市長は、全国的に見てもトップレベルの目立ちたがり屋の市長ですよ!」と。
posted by お好みシェフ at 11:36| Comment(0) | 議会改革 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする