2015年11月14日

桃花台線の桁撤去工事が、やっと始まりました

 10月中頃、桃花台地区の町内会を通じて、愛知県尾張建設事務所からの中央自動車道交差部の桃花台線の桁撤去について(お知らせ)という資料が回覧されました。

挨拶文
 清秋の候益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
 日ごろは、愛知県の建設行政に対しまして、深いご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、平成18年10月に廃止となりました桃花台線について、このたび全線を鉄橋する方針となりました。
 このうち、基幹交通への影響が大きく、緊急性の高い「中央自動車道との交差部の桁」を最優先に撤去することになりました。
 工事の概要は、次の通りとなっております。工事中はご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご理解、ご協力をくださいますようお願いいたします。
(以上)

➡➡➡「日ごろは、愛知県の建設行政に対しまして、深いご理解とご協力を賜りか・・・」、「廃線後9年間放置しておいて、緊急性の高いか・・・」、「工事中はご迷惑をおかけすることもあるかと思いますか・・・」、日本の役所言葉は相変わらずの上から目線ですね。

工事の概要
ステップ@:県道新井大草線の光ケ丘1交差点から桃花台中央公園へ進入し、公園の南東端に進入路及び工事ヤードを整備します。
ステップA:中日本高速道路梶iNEXCO)が中央自動車道内のヤード整備を行います。
ステップB:NEXCOが中央自動車道と交差する桁を撤去します。(中央自動車道 夜間通行止め3日間程度)
ステップC:工事ヤード・進入路を復旧します。

img748.jpg
(以上)
※中央自動車道と桃花台線の交差する部分(右の赤い枠)の桁を撤去するために、光ケ丘1の交差点から工事ヤード(黒い枠)まで進入路(黄色い線)を造るということでね。

 先日、工事の様子を観て廻ってきましたので、その時の写真をご覧ください。
光ケ丘1交差点付近からの写真
P1013897.JPG
 ※施工業者は株式会社松浦組とのことです。
P1013898.JPG
 ※桃花台中央公園側の歩道は閉鎖されました。
P1013895.JPG
 ※大きなクレーン車も設置されています。

中央自動車道からの写真
PB130345.JPG

PB130346.JPG

PB130347.JPG
 ※歩道と左側の直進車道が閉鎖されました。

地元の皆さまへの影響
〇遊歩道を迂回することになります。(約1年半)
〇コンクリートの取り壊しなどの際、一時的に音や振動が発生します。
〇県道荒井大草線の北進(アピタ方面)車道1車線と歩道を通行止めとします。(約1年半)
(以上)

★一言
 桃花台線(愛称ピーチライナー)は、小牧市のほぼ中央部にある名鉄小牧駅から同市東部にある桃花台ニュータウンの桃花台東駅まで約7..4キロを結んでいた新交通システム路線でしたが、1991年(平成3年)3月25日に開業し、僅か15年の営業で2006年(平成18年)10月1日に廃止となりました。

ピーチライナー(ウイキペディアより引用)
Peachliner.jpg
 
 総事業費は313億円とのことですが、開業以来利用者数が予測を大幅に下回り、一度も黒字になったことがなかったため、多額の累積赤字を抱える結果となり、開業15年目にして廃止が決定しました。
 廃止当初からピーチライナーの高架(桁)を撤去するのに約100億円を要するといういうことで、その利活用が種々検討されましたが、廃止から9年経ってやっと全面撤去が決定しました。
 当然、現在の撤去費は100億円を大きく上回ることとなることでしょうね。

 このような税金の無駄遣いをしても、誰一人として責任もとらないし、責任部門も明らかにしない行政の仕事は楽ですね。
 桃花台の家を購入した住民には、ピーチライナー建設費用として1軒当たり100万円づつ上乗せされているのですが・・・。

 私は、廃線後の高架の利活用について、当初から「100億円をかけて撤去するのであれば、高架の上に愛・地球博のグローバル道路のように板を張り、7.4キロの日本一の歩道橋、夢の歩道橋を!」と提言してきましたが、夢と終わりました。
 3年半前の2012年3月18日のブログ(タイトル:日本一長い歩道橋)の文末に次の記述をいたしました。
 
 ・・・それでは、インフラ部分の利活用について、膠着した事態を動かすことが出来、さらに市民の納得できる利活用になるのでしょうか。
 愛知県や小牧市を動かすことのできるのは、「桃花台線インフラ利活用検討市民会議」を立ち上げ議論し、上記の利活用の趣旨に沿った提言書を作成し、県や市に提言することだと思います。
 個人的には、5年前の廃線前から提言している「日本一長い7.4キロの歩道橋(歩行者・自転車専用道)」として利活用することです。「夢の歩道橋」であります。

 「日本一長い歩道橋のあるまち小牧」は、マラソン等の種々のイベントや市民の健康づくりに役立つはずです。
 とにかく、インフラの利活用に当たっては、15年で廃線したことを踏まえ「市民のための利活用」が必要です。
(以上)

★今日の写真コーナー
 工事の写真を撮るに際し、桃花台中央公園の駐車場に車を止め、紅葉の写真を撮りましたのでご覧ください。
PB130331.JPG

PB130356.JPG


 大量のステロイドを4日間服用した副作用で、頭がボーットして、午前中に1時間半、午後から1時間半昼寝して、やったブログを書く気になりました。
 あと、3日間位はこの状態が続きそうです。治療のため頑張ります。
ラベル:小牧市 地方自治
posted by お好みシェフ at 19:57| Comment(4) | 地方自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
100億円出すつもりがあればもう少し存続できたはずですが、当時の住民アンケートで「ほとんどが撤去に賛成だった」というのは捏造ではないですか?私はアンケートに「大反対」で回答しましたが、存続さえすれば街が廃れずに済むと思っていました。そもそも、公共交通機関なのですからしばらくは赤字で当然、年間赤字3億円くらいは裕福な小牧市が負担すべきだと思いました。
アンケートの回答に多かった「車で名古屋に出るから必要ない」という考えは、街の将来を考えない近視眼的な人ばかりだったということでしょうか?
私も、「自転車道」にすれば良いのではないか?と思っていましたが、お役人さんたちが前例のないことをやりたがらないのを危惧しておりました。
Posted by 田中 at 2016年10月05日 00:57
田中さま
 「当時の住民アンケートで「ほとんどが撤去に賛成だったというのは捏造ではないですか」と、根拠もなく言うのはまちがいですね。

 また、「そもそも、公共交通機関なのですからしばらくは赤字で当然、年間赤字3億円くらいは裕福な小牧市が負担すべきだと思いました」との記述も誤認ですね。ピーチライナーは愛知県による運営でしたし、個人的には,廃線後の方が桃花台に住む私にとっては、春日井駅に行くにも、栄に行くにも、名古屋駅に行くにも便利になりました。
 勿論、73歳の小牧市民ですから、市役所・市民病院・ラピオへ行くのも、無料の巡回バスで行くことができます。

 インフラを自転車道・歩道にすることについては、回線問題が出来た時からの私の主張デシタガ・・・。全国に「日本で一番長い歩道があるまち小牧」日本で一番長い自伝車道があるまちこまき」は注目され、小牧山よりはるかに観光に役立ったとかくしんしていますが・・・。
 まあ、御製には前例踏襲という≪考えが強く、「新しことをして失敗したら・・・」というかんがえがまだまだ、「発想の豊かさがないとういこ」とですね・・・。(関係者は愛知県で小牧市ではありませんが、山下市長が愛知県に粘り強く働きかけていたら実現していたでしょうね。
Posted by 堀 孝次 at 2016年10月05日 09:25
「根拠の無い誤認」ではなく、私がゼネコンの社員として、「堅固なインフラのもつ力を知っているから存続させたかった」ということなんです。一般の方々がそうは思わなかった、ということなんでしょうけれど。運営していた第三セクター桃花台新交通株式会社の出資者は愛知県と小牧市と名鉄他なので、小牧市も出資者・経営者としての責任があり、受益者負担の観点からも小牧市が負担して支えていけばよかった、と思います。今は確かに便利なバス路線かもしれませんが、赤字になればいとも簡単に消えてなくなると思っています。ピーチバスは経営上の問題で消滅するでしょうし、市営バスは政治的な理由でも消滅すると思います。鉄道は存続していく「物」ですが、循環バスは単なる「制度」だと思います。高蔵寺行きバスが身近な例ですが、バス路線はなくなります。現に、財政破綻した市や過疎の集落では市町村がバス事業から手を引き、仕方なく住民が運転手をしているようです。これもゼネコン社員として知っていることを申し上げますと、幸い小牧市には現在も工場・倉庫がすごい勢いで建っており、小牧に入ってくる道路は春日井や岐阜ナンバーの車で毎朝渋滞です。それなのに一方で、桃花台ニュータウンは空き家が増え、少子高齢化が加速しているように思えます。小牧市の財政破綻はないでしょうけれど、市民の住環境をないがしろにして、安易に企業から税収を得ようとしているようにも思えます。
Posted by 田中 at 2016年10月05日 22:15
田仲様

 1回目のコメントに対して、「当時の住民アンケートで「ほとんどが撤去に賛成だったというのは捏造ではないですかと、根拠もなく言うのはまちがいですね」と申し上げたら、2回目に「「根拠の無い誤認ではなく、私がゼネコンの社員として、堅固なインフラのもつ力を知っているから存続させたかったということなんです」と返事され、まあ、訳が分からないから、このあたりで終了しましょう。
 ご暫時かどうか、桃花台線の廃止決定前に行われた住民集会では、300人ぐらいの中で、唯一「廃止はやむを得ない」、「これ以上運営すると税金を垂れ流すことになる」と主張しました。
 廃線後、桃花台住民の私には、バス路線が充実し便利になったと思いますし、周りから「廃線で不便になった」という声は聞こえませんよ。

 あっそうか、ゼネコンお方とは見方が違うのですね・・・。
Posted by 堀 孝次 at 2016年10月07日 09:22
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