2015年09月11日

9月議会閉会式における山下市長の挨拶を斬る!

 昨日(9月10日)開催された小牧市議会の9月議会最終日を傍聴いたしました。議員間の自由討議という視点でみれば、平成23年7月の臨時議会(議員定数・議員報酬改正案の審議)以来、実に4年ぶりの緊張感のある本議会でした
 議員間の討議は、第101号議案を提出したグループ(提出者:谷田貝将典議員・加藤晶子議員・成田隆三議員)14名の議員が、第100号議案を提出グループ(提出者:鈴木英治議員・舟橋秀和議員)12名に、質疑でも、討論でも、圧勝しましたが・・・。

 帰宅後に、閉会式における山下市長の挨拶をケーブルテレビで視聴し、「また、バカなことを言って・・・」「小牧の恥さらしだ・・・」と、思いました。
 そうした中で、いつもコメントでアドバイスをいただいている読者の方から、閉会時に市長が「議員に説明責任がある」とヤイバを向けて後味最悪!とのコメントをいただきました。
 私と同じように山下市長の挨拶に違和感を抱かれたものと思います・・・。

 ということで、本日のブログは、ケーブルテレビの音声を忠実に再現した上で、山下市長の挨拶に対して、私のコメントを記述しようと思いましたが、今朝、ホームページを見たら、閉会式で山下市長が読み上げた文章が、「新図書館建設計画に関する住民投票条例可決を受けての市長コメント」として掲載されていることを把握いたしました。
 手間が省けて好都合ですが、山下市長のレベルを全国に向けてホームページで発信するような行為あり、「小牧市がこんなことしていいのかな・・・」と、一小牧市民として感じました。
※当然、記者にもペーパーが配布されたことと判断していますので、新聞報道を通して山下市長のレベルが報道されることになるのですが・・・。

★山下市長の挨拶(コメント)
 下線部分は、問題点がある箇所を私が付けたものですが、「新図書館建設計画に関する住民投票条例可決を受けての市長コメント(閉会式で読み上げた挨拶文)」を、そのまま次に引用いたします。

 市議会において小牧市初の住民投票を行うことが決定されました。
 争点となっている新図書館建設計画は、現図書館の老朽化や狭隘化の問題解決のみならず、20年に亘って停滞してきた小牧駅前再開発にかかわる市政の懸案を解決するためのものであり、小牧駅前に新図書館を建設する基本設計の予算、民間事業者とのアドバイザリー契約の予算、新図書館に指定管理者制度を導入するための条例改正について、昨年の市議会において共産党を除く全ての議員による賛成のご議決を頂くなど、市として民主的かつ適正な手続きにより進めてまいりました。
 その意味では、昨年の議会の議決と矛盾を生ずるかに見えるこの度の議会の判断には、市長として大変困惑しているところであります。市政に大きな責任を持つ市議会として、市民に対する説明責任をしっかりと果たして頂く必要があると考えています。
 しかしながら、住民投票が行われることが決まったからには、この度の住民投票を、市長として、改めて市民の声を聴くことができる、よい機会となるようにしていきたいと思います。現行案は現在までのところ最良と思われる案ではありますが、私は、必ずしも現行案に固執する立場ではありません。 私としては、市民の代表として、市民の声をよく聞き、市民の立場に立って考え、市民のためによりよい図書館、よりよい駅前となるようにと心から願っていますので、どうか市民の皆様のお知恵とお力を一層お貸しくださいますよう、改めてお願い申し上げます。
 投票日までに、市民の皆様がご判断いただく参考となるように、現行案についてできる限り丁寧な説明の機会をつくってまいりたいと思います。その際には、是非、今回の住民投票条例の制定請求者の皆様にもご出席いただき、ご発言いただきたいと考えております。今回の住民投票が小牧市の未来のためによい機会となりますことを願っています。 
(以上)

 「ああ、下線が一杯だ・・・」「問題だらけのコメント(挨拶)だ・・・」ということであります。

★争点は何か!
 山下市長は、「争点となっている新図書館建設計画・・・」と言っていますが、今回の住民投票について、あえて争点という言葉を持ち出すのであれば新図書館建設計画の内容そのもの(現段階では基本設計案の内容)というよりも、市民の意見を全く聞かずに、小牧市直営であった図書館運営を、民間業者であるCCC・TRC共同事業体による運営に変えたことであり、その是非が争点であります。
 後段の部分で、「現行案についてできる限り丁寧な説明の機会をつくってまいりたいと思います」と言っていますが、いまさら説明会など開催する必要はありません。

★小牧駅周辺整備(山下市長の言う小牧駅前再開発)を遅らせたのは誰か!
 「20年に亘って停滞してきた小牧駅前再開発にかかわる市政の懸案を解決・・・」と言っていますが、その停滞には山下市長自身も大きく係わっていると私は判断しています。

 平成23年2月の市長選挙にあたり、山下候補は、「中野市政16年間全く進んでいない小牧駅前再開発事業を見直し、今一度市民の声を聞き、賑わいと魅力ある中心市街地の形成を力強く推進します」と、マニフェストに掲げました。
 16年間というのは、中野前市長の任期4期間を表したものであり、当時私は、「品格の無い候補者だ、人間として思いやりの心がない候補者だ」と思いましたが、それはそれとして、選挙で中野氏を破って就任した山下市長は、何をして、何をしなかったのでしょうか・・・。

 図書館のラピオビルへの移設予定を白紙にし、さらに、素人判断で「ラピオビルは第一義的に商業ビルだ」としてファニチャードームを3階〜4階の空床に導入したのです。

 小牧駅周辺整備にとって、ラピオビルの安定化は最も重要な課題であるのですが・・・。 しかし、山下市長の素人判断で平成23年12月にラピオ3階〜4階に導入したファニチャードームは、今回、ラピオ4階から撤退することになりました。

 ラピオビルの安定化を後退させた犯人は山下市長自身であるのです。

 さらに、平成20年3月に策定された小牧駅周辺整備計画の見直しを行わず、市民の意見を聞くこともなく放置し、勝手に、小牧駅周辺整備計画にそぐわず、地方自治法に反し、駅前の市有地を東春信用金庫に随契で売却し、東春信用金庫本店をA街区に建設させたのです。
 
 さらにさらに、小牧駅前のA街区の市有地に、平成21年3月に策定された新小牧市立図書館建設基本計画に基づく図書館建設を着手できたのですが、市民の意見を聞くこともせず放置し続けたのであります。
 
 「20年に亘って停滞してきた小牧駅前再開発にかかわる市政の懸案を解決」と言うのか・・・、20年が正しいかどうか別にして、少なくとも、この4年間、小牧駅周辺整備を遅らせたのは、山下市長、あなた自身ですよ!。

★条例改正の議決を目立たないようにするのは卑怯だ!
 「小牧駅前に新図書館を建設する基本設計の予算、民間事業者とのアドバイザリー契約の予算、新図書館に指定管理者制度を導入するための条例改正」と述べ、昨年6月議会において、小牧市立図書館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案を議会が議決したことを、意図的に、予算議決の後の3番目に挙げています。
 この昨年6月議会で、上記条例改正案が議決されたからこそ、現在の新図書館建設計画が進められているのであり、予算議決はそれに付随するものであります。

 昨日、否決された議案100号にも、可決された議案101号にも、この条例改正のことを意図的に隠しています。
 この点について、私は、「山下市長も議員も卑怯だ!」と言っておきます。

★共産党を除く全ての議員の意味は?
 「昨年の市議会において共産党を除く全ての議員・・・」と、わざわざ共産党という言葉を使っています。
 条例改正案に反対した3人の共産党議員を批判しているのか・・・、賛成した24名の議員(そのうち1名は、その後議員辞職)が大勢いることを言いたいのか・・・、全く理解できません。

★「民主的かつ適正な手続き」は大嘘!
 「市として民主的かつ適正な手続き・・・」と述べていますが、これは事実と相違する大嘘です。
 昨年4月21日に突然、図書館協議会を開催し、平成21年度に策定した新小牧市立図書館建設基本計画に携わった唐松委員、酒向委員が納得しない状況で、強引に、同基本計画で定めた「小牧市直営による図書館運営」「民間業者による図書館運営」に変えたのです。 これは、実質的に、同基本計画を白紙撤回したことと同じです。

 さらに、極めて重要な変更であるにもかかわらず、市民に一切の説明をすることなく、図書館運営について不勉強な議員を巻き込んで、6月議会において、小牧市立図書館の設置及び管理に関する条例の一部を改正したのです。
 
 「何が、市として民主的かつ適正な手続きか!」「市民に大嘘を言うな!」「情報の乏しい市民をごまかすな!」

★昨年の議会の議決と何も矛盾しない!
 「昨年の議会の議決と矛盾を生ずるかに見えるこの度の議会の判断・・・」と述べていますが、山下市長は、第96号議案(原案)が否決され、修正案も提出されないことを期待していたのでしょうか・・・。
 多分、第100号議案が可決され、第101号議案が否決されることを期待していたのでしょう、住民投票を引き延ばすタメニ・・・。鈴木英治議員らと綿密に相談して・・・。

 昨日の議会において、第100号議案と第101号議案について、実質的に議員間の自由討議が行われ、討議に勝った第101号議案が可決されたことについて、多くの市民は「小牧市議会は、まだ死んでいなかった」と評価しているのです。

 議会・議員が、その後の状況を踏まえ、1年以上前の議決と違う判断をするのは当たり前のことであるのに、それを「矛盾を生ずるかに見える・・・」というのは、首長失格であります。
 矛盾矯正メガネをかけた方がいいかも・・・。

★市民に対する説明責任を果たすのはあんただよ!
 「市政に大きな責任を持つ市議会として、市民に対する説明責任をしっかりと果たして頂く必要があると考えています」と、理解不明のことを述べています。

 今回の直接請求は、首長であるあんたが、市民に全く説明することなく、現在の図書館建設計画を進めたからですよ。
 何を、寝ぼけたことをいっているのだ!

★初めて市民の声を聴く機会?
 「住民投票が行われることが決まったからには、この度の住民投票を、市長として、改めて市民の声を聴くことができる、よい機会となるようにしていきたいと思います」と述べていますが、「決まったからには・・・」という言葉は、「決まって欲しくなかった」という山下市長の意思表示だと私は受け止めました。
 
 第100号議案が否決され、10月4日に住民投票は行われることについて山下市長はかなり動揺していることが伺えます。

★市長が固守すること!
 「私は、必ずしも現行案に固執する立場ではありません」と述べています。
 「現行案」とは何を指しているのか理解することはできません。パブリックコメントの基本設計案を指しているのか・・・、それとも図書館をCCC・TRC共同事業体の運営に変更したことを指しているのか・・・。
 
 何れにしても、今さら「固執する立場ではありません」と、こんなところで固守という言葉を使うことは適切ではありません。
 市長が一貫して固守すべきことは、「市民の意見を聞きながら政策を進めること、市民に説明責任を果たしながら政策を進めることだ!」と、判断するからであります。


★今回を機に反省することを身に付けて!
 「私としては、市民の代表として、市民の声をよく聞き、市民の立場に立って考え、市民のためによりよい図書館、よりよい駅前となるようにと心から願っていますので・・・」と述べています。
 この言葉は、「市民の代表として、市民の声を聞かなかった、市民の立場で考えなかった」ことを懺悔しているのか・・・、それとも「市民の代表として、市民の声をよく聞いてきた、市民の立場で考えてきた」と虚勢を張っているのか・・・、分かりませんが、従来から「人の意見・アドバイスを全く受け付けない市長、反省することを全く知らない市長」ですから、後者の可能性が高いと判断しています。

★いまさら説明会を開く必要はない!
 「現行案についてできる限り丁寧な説明の機会をつくってまいりたい」と述べています。
 何を丁寧に説明したいのか分かりませんが、主目的は「市民の意見を全く聞かないで、現在の建設計画を進めた」という批判をかわすためのものだと判断しています。
 そのような説明会を開催する必要もありません。山下市長に利用されるだけです。

★説明会に参加すべきではない!
 「是非、今回の住民投票条例の制定請求者の皆様にもご出席いただき、ご発言いただきたいと考えております」と述べていますが、直接請求をした小牧の図書館を考える会の代表は既に十分すぎるほど議会で意見を述べています。
 「市民の意見を全く聞かないで進めている現在の建設計画を白紙にし、あらためて市民の意見を聞いて図書館建設を進めよう」と。


 10月4日までに小牧の図書館を考える会がすべきことは、説明会に参加して意見を述べることではなく、住民投票の趣旨を分かりやすく説明し、その是非を市民に問うことです。
ラベル:小牧市 地方自治
posted by お好みシェフ at 14:36| Comment(0) | 地方自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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