2015年09月10日

10月4日に小牧市立図書館に関する住民投票が行われます(第2報)

(9月10日投稿の第1報の続き)

★「新図書館の建設計画」と「現在の新図書館建設計画」の大きな違い
 ちょっとややこしいかも知れませんが、私は「第2報の最大のポイントは、新図書館の建設計画と現在の新図書館建設計画大きな違いを小牧市民がしっかりと理解することだ!」と判断しています。
 「市民がボートしていると、山下市長および、第100号議案を提出した鈴木英治議員等の牧政会の思惑通りになってしまう」と、危惧しているのです。

 少し、新図書館の建設計画と称するものと、現在の新図書館建設計画というものの大きな違いを説明させていただきます。
 新図書館の建設計画と称するものを、現在の新図書館建設計画とを対比して正確に表現するならば、「過去の新図書館建設計画」、あるいは「従来の新図書館建設計画」と称した方が分かりやすいのですが、そうすると、山下市長や鈴木議員にとって不都合だから、意図的に「新図書館の建設計画」と称しているのです。
 どうして、彼らにとって不都合なのでしょうか・・・。

 小牧市民の方はご存知と思いますが、平成20年3月に新小牧市立図書館建設基本構想平成21年3月に新小牧市立図書館建設基本計画が策定されました。
 基本構想については、6回の委員会を開催し、パブリックコメント実施後には市民との意見交換会を開催いたしました。
 また、基本計画については、10回の委員会福祉団体へのヒアリングを行い、基本構想と同様にパブリックコメント実施後には市民との意見交換会を開催いたしました。

 ご覧いただいたように、平成21年3月に策定された新小牧市立図書館建設基本計画は十分に市民の意見を聞いて策定されたものであります。
 この新小牧市立図書館建設基本計画のポイントは、図書館の運営を従来通り「小牧市直営による運営」と定めたことであります。
 窓口業務等の作業は、指定管理者(現在TRC)に依存するが、選書等の運営の基本は小牧市が決めて運営するということです。

 この新小牧市立図書館建設基本計画に基づく図書館を実現する機会が2度ありましたが、山下市長は放置いたしました。
 最初のチャンスは平成23年2月の市長就任後直後に、ラピオビル3階〜4階の空床に図書館を移設することができましたが、「ラピオビルは第一義的に商業ビルだ!」間違った判断をし、ラピオ移設を行いませんでした。
 
 その後、平成21年3月に策定された基本計画に基づく図書館をA街区に建設することが出来ましたが、山下市長は何もせず放置しました。
 私は、山下市長が放置した理由は、「次の市長選(平成27年2月)のために図書館を利用しよう」としたためだと判断しています。

 3年余り放置し、2期目の市長選挙が近づいた平成26年4月に、図書館協議会を開催し、強引に図書館の運営を小牧市直営から民間業者による運営に変えてしまいました
 このことは実質的に平成21年3月に策定された上記基本計画を白紙撤回・骨抜きにするものでした。
 
 そして、情報が乏しい(よく考えない市議を巻き込んで)、昨年の6月議会において、「小牧市立図書館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議決し、いわゆるツタヤ図書館の整備を進めました。
 全国で話題になった、デマンド交通、地域協議会、外部評価による事務事業の見直し・・・、ことごとく失敗しているにも係わらず、また武雄市図書館の評判にまた目を付けたのであります

 したがって、図書館計画を整理・対比する時は、平成21年3月策定の「過去(従来)の新図書館建設計画」、と、いわゆるツタヤ図書館の「現在の新図書館建設計画」とすべきなのであります。
 その大きな違いは、前者は小牧市直営に運営であり、市民の意見をよく聞いて策定した計画であり、後者は民間業者(CCC・TRC共同事業体)による運営であり、市民の意見を全く聞いていない進めている計画なのであります。

★修正案第100号議案と第101号議案の名称の違い
 鈴木英治議員等の牧政会議員が提出した議案第100号の名称は、「新図書館の建設計画に関する住民投票条例」であり、谷田貝将典議員等の小牧市民連合・公明党小牧市議団・無会派議員が提出した第101号議案の名称は「現在の新図書館建設計画に関する住民投票条例」です。
 
 このように、議案101号は、「現在の」という文言がありますので、このまま小牧市にいわゆるツタヤ図書館を作ることについて、今まで全く市民の意見を聞かずに進めてきたので、主権者である市民に、このまま進めることについて賛成か反対かを選択してもらおうというものです。

 一方、議案第100号は、市民の意見を全く聞かないで整備を進めていることを隠すために、ただ「現在の」という冠を意図的に外し、新図書館の建設計画を進めるか白紙にするかを市民に選択してもらおうとするものです。
 多くの小牧市民は、詳しいことをご存知ありませんので、このような選択肢を示せば、「早く図書館を作ってほしい」という観点だけで、「新図書館の建設計画を進める」という選択肢を選ぶ危険性があります。
 山下市長・鈴木英治議員らは、それを狙っているのです。

★投票用紙の大きな違い
可決された議案第101号
img630.jpg


否決された議案第100号
img631.jpg
 小牧の図書館を考える会の提出した原案(第96号)は、現在の進めている図書館整備を白紙にすることについて住民投票を求めたものですが、否決された第100号には「新図書館の建設計画を進める」という不適切な選択肢が記載されおり、否決されたのは当然と判断しています。
 
★住民投票の期日の大きな違い
可決された議案第101号
第4条 住民投票の期日(以下「投票日」という。)は、平成27年10月4日とする。

否決された議案第100号
第4条 住民投票の期日(以下「投票日」という。)は、この投票の施行の日から起算して60日を経過する日までの間において市長が定める日とする。 鈴木英治議員らは、9月8日の文教委員会においても、10月4日の市議会議員選挙と一緒にやることを避けたい意思を表していました。
 その根拠を「市民に十分説明する時間がいる・・・」としていましたが、私は、その時から「10月4日にやれば自分の選挙に不利になると考えているのだろう・・・」と判断していました。

 なお、加藤晶子議員(公明党小牧市議団)が、関係者に確認したところ、住民投票を市議選と一緒にやれば、費用は700万円で済むが、市議選と別にやれば、4,000万円〜5,000万円かかるということを、議案質疑の中で説明されました。

(とりあえず、第2報はここまでで、本日中に第3報を記述する予定です)
 
ラベル:小牧市 地方自治
posted by お好みシェフ at 19:43| Comment(2) | 地方自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小牧市議会にも五分の良心といったところでしょうか。
ただ議員の多くの狙いは住民投票の結果現在の計画賛成多数になること、であることに疑いの余地ありません。
個人的には、平成21年3月に新小牧市立図書館建設基本計画を近況に合わせた見直しも包含した反対運動を進められるかが成否を分けると考えています。
Posted by ふむ at 2015年09月10日 22:25
ふむさま
 10月4日までの3週間余りの活動が重要ですね。私は、「現在の建設計画をこのまま進めたら、小牧市が長年積み上げてきた図書館運営に関する知識・技術が消失するのですよ。市民の皆さん、それでもいいですか」、「この様なことを市民に何も知らせないで、市民の意見を何も聞かないで山下市長はやっているのですよ。許せますか」という問いかけをすることが大切だと思います。
Posted by 堀 孝次 at 2015年09月11日 07:28
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。