2015年08月04日

(仮称)小牧市農業公園整備事業???

 本日(8月4日)、午前10時より小牧市議会の産業建設委員会が開催されましたので傍聴いたしました。傍聴者は私1人です。

★議題
 本日の産業建設委員会の議題は次の通りです。
1.(仮称)小牧市農業公園整備事業について
2.平成26年度こまきプレミアム商品券発行助成事業について

 ホームページの会議案内を読んで、「久しぶりの農業公園整備事業・・・、なんだろう・・・」と、興味を抱き傍聴した次第です。

★事業計画の経緯・検討内容
 澤木地域活性化営業部次長より、次に掲載した配布資料に基づき、(仮称)小牧市農業公園整備事業について、事業計画の経緯と検討内容について説明がありました。
(資料1)
事業計画の経緯
img568.jpg
 ※緑色・赤色・青色の丸いシールは、ブログ掲載に際し、コメントがある箇所を示すために、私が付けたマークです。

基本設計について
 資料では、「平成21年〜22年度 基本設計」と記載されていますが、平成21年3月に基本計画を策定して以降、種々の問題点があり基本計画案が頓挫し、平成21年〜22年度に予定していた基本設計・実施設計は行われておりませんでした。
 ただし、コンサルタント企業との契約により、小牧市は約6,200万円の委託料を業者に支払いました。

パブリックコメントについて
 21年2月3日〜3月4日に実施されたパブリックコメントにおいて、36名の市民が基本計画案の問題点を指摘する意見を提出しましたが、市民の意見を真摯に受け止めることなく、21年3月議会に、次のステップである基本設計に関わる予算を提出し、可決されました。
※36名は小牧市のパブリックコメントで、過去最高の数値でした。
 なお、この予算案に対し、5名の議員が反対しました。反対したのは、楠議員・竹内議員・安江議員・川島議員・伊藤(宏行)議員でした。

山下市長の発言について
 唐突に、「現在の計画で進めることはない。当分の間、凍結する(平成25年第1回定例会)」と記載されていますが、これは、平成25年3月5日に開催された小牧市議会において、鈴木英治議員「農業公園の今後についてどのようにお考えでしょうか」との一般質問に対して、山下市長「小牧市農業公園整備事業は、私のマニフェストにより、ゼロベースでの見直しをすることとし、長期的な視点に立ってじっくりと腰を据えて取り組んでいくこととしております」「これまでにも申し上げてきましたように、現在の計画で進めることはないということでございます。今後も機会をとらえ、他への活用を含めて、さまざまな観点から皆様の御意見をいただきたいと考えておりますが、私としては、もうしばらくお時間をいただきまして、今後の市政運営全般の中で長期的な視点に立って方向性を考えてまいりたいと思っております。この件につきましては当分の間、凍結をしてまいりたいと考えております」と答弁したことを引用したものです。

 実は山下市長は、市長就任直後の平成23年3月15日の市議会において、「現在の計画には多くの課題があるとも認識いたしておりまして、マニュフェストで市民にお約束させていただきましたように、改めて長期的な視点に立って十分に市民の皆様のご意見もいただきながらゼロからの検討をさせていただきたいというふうに考えております」と答弁し、平成21年3月に策定された「(仮称)小牧市農業公園整備計画」の事実上の白紙撤回を表明しました。

 しかし、その後、マニフェスト記載内容に反し、市民の声を聞くことを全くしませんでしたので、「市民の声を聞いていない・・・」との批判をかわすために、鈴木英治議員の質問を利用し「当分の間、凍結する」と表明したのです。
 今回の資料には、わざわざそのことを記載したのです。

 上記の説明資料の最下段には次のように記載されています。
(資料2)
課題:事業費の縮減に向けた取組みと農業振興に向けた土地活用
img569.jpg
 
(資料3) 
img570.jpg


 所管部門が「事業費の縮減に向けた取組みと農業振興に向けた土地活用」という課題について検討した一定の方向性が資料2の最下段に記載されていますが、この部分を分かりやすくするために以下に転記いたします。

・農業公園整備事業区域を見直し、西側用地のみを事業区域として、事業の展開を図るものとし、東側用地区域及び鷹ケ池区域については、事業区域より除外する。
※資料3の赤色の部分(約6ha)を整備事業区域とする。

・東側用地については、農業以外の産業への活用(民間活力の活用)を図るものとする。
※資料3のピンク色の部分(約2ha)は、工場用地として民間に売却する。

・事業内容の検討にあたり、「食育と環境」を基本理念に多くの市民が食と農を体験でき、地域農業の新たな担い手を育成できる施設として進める。

★新たな整備事業に関する私の意見
 中野前市長の時代のことですが、小牧市農業公園整備に関して小牧市は大きなミスを犯し、無駄な税金を使いました。私が思うミスの内容は次の通りです。
・国の補助金を意識した整備を行った。
・コンサルタント企業主導の整備基本計画を策定した。
.実質的に整備計画を検討する会議(プロジェクトチーム会議)を非公開とした。
・パブリックコメントを無視した。
・議会にチェック能力がなかった。
 
意見1.
 今後の整備事業にあたっては、先ず、上記の過去のミスを反省し、「同じ過ちを繰り返さない」という強い決意が必要がある。

意見2.
今回の事業区域である西側用地(約6ha)については、桃花台住民を対象とした市民菜園を主体とした整備を行うようであり、私はそのこと自体については賛成です。(家庭菜園の趣味はありませんが)
 ただし、「食育と環境を基本理念に多くの市民が食と農を体験でき、地域農業の新たな担い手を育成できる施設として進める」と書いてあることに強い疑問、強い違和感を抱きました。

 「また、同じミスを繰り返すのでなないか・・・」と。

 (仮称)小牧市農業公園整備事業ではなく、シンプルに小牧市市民菜園整備事業とした方が、市民にも分かりやすく、整備の方向もクリアになるのでは。

 なお、9月議会に整備検討委員会設置に関わる補正予算が計上されるとのことであります。
ラベル:小牧市 地方自治
posted by お好みシェフ at 17:17| Comment(0) | 地方自治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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